レゴの箱をひっくり返して、今日も何かを作っている。「これ、動いたら面白いのに!」。そんな年中のお子さんのひと言が、新しい遊びへの入り口になるかもしれません。
年中・4歳ごろからのプログラミングで大切にしたいのは、熱中できることを見つけ、好きなものづくりをさらに楽しむことです。タブレットの操作を急いで覚える必要はありません。レゴやデュプロ、実物のトイから始める方法もあります。
なお、年中と満4歳は同じ参加条件ではありません。CotoMiraiの既存デュプロクラス案内は年中から。満4歳で年少のお子さんなどは事前にご相談ください。
「作ったら終わり」ではなく、遊びの続きを楽しむ
完成した乗り物で街を走らせたい、作った家に人形を住まわせたい。作品の後に続く遊びにも、その子の好きが表れます。先生が興味を持って一緒に見てくれると、もっと作りたいことが生まれる場合もあります。難しい教材へ移る速さより、今の遊びが豊かになることを大切にします。
レゴが好きなら、「作る」の先にある工夫を楽しむ
ブロックをつなぐことが好きなお子さんには、今の遊びを出発点にする方法があります。「もっと高くしたい」「車が通れるようにしたい」という気持ちから、作る目的が生まれます。
たとえば車の通る門を作るなら、まず自由に組み立ててから、実際に車を通してみます。通らなければ、幅を広げる、高さを変えるなど、変更する場所を考えられます。これは家庭でも試せる活動案であり、CotoMiraiの授業で必ず行う内容ではありません。
大人が最初からぴったりの形を教えるより、本人の予想と実物の違いを見られると、作り直す理由が分かりやすくなります。完成した後も、別の大きさの車を使うなど、同じ作品で問いを広げられます。

ロボットでは「指示」と「動き」を比べる
ロボットを使う活動では、自分が考えた命令を実行し、結果を確かめます。動くものが好きなお子さんには、自分の操作が目の前の動きにつながる面白さがあります。
ただし、組み立ても命令も一度に難しくすると、何につまずいたかが分かりにくくなります。体験では、組み立て済みのものから始められるか、指示の数を減らせるかなど、課題の調整方法を聞いてみましょう。
行き先に着けなくても、「どこまでは思ったとおりだった?」と振り返れます。間違いをすぐ消すより、どの命令を変えたいか本人が選べると、次の試行につながります。
画面なしで、順番やルールを考える方法もある
紙の矢印を並べて人形を動かすなど、コンピューターを使わない活動をアンプラグドと呼びます。操作に慣れる前でも、手順を考える部分を体験しやすい方法です。
一方、画面を使わない電子ロボットは、内部にコンピューターがあるため、厳密にはアンプラグドとは区別されます。画面を見る時間を抑えたいのか、電子機器なしで遊びたいのかを分けて伝えると、希望に合う活動を相談できます。
どちらか一方に決める必要もありません。紙で考えた順番を実物の動きで確かめるなど、本人の関心に合う組み合わせを選べます。
ソフトウェアは、使う年齢と取り組み方を確かめる
CotoMiraiの個別指導では、ScratchJrなどのソフトウェアも紹介されています。ScratchJrの公式対象は5〜7歳です。年中だから必ず使う、4歳から一人で使いこなす、といった前提にする必要はありません。

物語を作ることが好きでも、画面上の操作に慣れるまでは時間がかかることがあります。まず紙の絵で場面を作るなど、表現したいことと操作の負担を分けて考えましょう。
うちの子の「好き」が広がる教材診断
正解・不正解を決める診断ではありません。今の様子から、取り組みやすい学び方の入口をご案内します。
レゴからロボット、ソフトウェアへ進む順番も一律ではありません。「今、何を作りたいか」を手がかりに、学び方を選べるかが大切です。
体験前に伝えたい、普段の遊びの様子
「レゴが好き」だけでなく、どんな楽しみ方をしているかまで伝えると、体験の相談が具体的になります。
- 見本を見ながら同じ形を作るのが好き
- 自分の乗り物や建物を考えて作る
- 作るより、完成したものを動かして遊ぶのが好き
- 人形を使って物語を作ることが多い
どれが優れているということではありません。同じ教材への興味でも、楽しみの中心が異なれば、最初の課題も変わります。苦手なことの説明だけでなく、夢中になる場面を先生に知らせてみてください。
通い始めは、教材を進める速さより参加の様子を見る
始めたばかりの時期は、新しい場所や先生に慣れることにも力を使います。他の子と同じ速さで作れたかより、自分で選んだ場面や、もう一度試した場面を振り返ってみましょう。
先生には「今日は何を作りましたか」に加えて、「どこを自分で考えましたか」と聞けます。家庭では作品を作り直す練習を求めるより、本人が話したい部分を聞くだけでも、活動への関心を受け止められます。

継続する場合は、教材費、欠席時の扱い、保護者への共有方法も確認してください。家庭の生活リズムに無理なく合うことも、続け方を考える材料です。
お絵描きやお話の「好き」へ広がることも
ブロックの街に物語が生まれるように、楽しみは教材の境界を越えて広がることがあります。描いた絵を動かすビスケットや、お話づくりを楽しめるスクラッチジュニアも、CotoMiraiで相談できる教材です。
レゴ、デュプロ、プログラミングトイを楽しみ続けることも、別の表現を試すこともできます。全員が同じ順に進む必要はありません。ScratchJrの公式対象は5〜7歳のため、年中での取り組み方は本人の様子に合わせて相談してください。
よくある質問
レゴで遊んだ経験が少なくても参加できますか?
経験の有無と、使える教材や課題は事前にご相談ください。家庭で難しい作品を作れるようになってから申し込む必要があるかも、教室側に確認できます。
文字が読めなくても大丈夫ですか?
文字入力を必要としない活動もあります。実物を見せるなどの説明方法や、本人が扱える教材を相談しましょう。
体験のために教材を買う必要はありますか?
必要な持ち物と貸し出し条件は、参加する体験によって異なります。購入前に確認してください。
年中からの学びを、好きな遊びから相談しよう
南青山のCotoMiraiでは、興味やレベルに合わせた個別指導を紹介しています。まずは年齢・学年と普段の遊びを伝えて、入り口を相談してみませんか。
参考:使用教材/個別指導/ScratchJr公式