子どもがCotoMiraiの体験へ行きたくないと言うときは、無理に説得するより先に「何がいちばん不安か」を小さく聞くほうが話しやすくなります。知らない場所への不安は、場所そのものだけでなく、会う人が分からない、何をするか見えない、親と離れるのが気になる、といった要素が重なっていることがあります。
このページでは、気持ちを言葉にしにくい子にも使いやすい聞き方と、体験先へ確認してよいことを、場面別にまとめます。子どもがすぐ答えられなくても大丈夫です。行く・行かないをその場で決め切らなくてよい前提で読めるようにしています。
最初は「何がいやか」を一つだけ選ぶ
理由をいくつも聞くと、子どもは答えにくくなります。最初は、次のように近いものを一つ選ぶ形にすると、話の入口を作りやすくなります。
- 場所が知らないからいや
- 人が知らないからいや
- 何をするか分からないからいや
- 親と離れるのがいや
- 前にうまくできなかったのが気になる
「全部いや」でもかまいません。その場合は、どれが一番近いかだけを一緒に探します。答えが出ない日は、無理に埋めずに置いておいて構いません。
会話が止まったときの聞き方
説明を長くするより、選びやすい短い問いにすると返事が返りやすくなります。たとえば、こんな聞き方があります。
親:「体験、行きたくないんだね。どれが一番近いかな。場所かな、人かな、それとも何をするか分からない感じかな」
子:「わからないのがいや」
親:「じゃあ、分からないところを一つだけ見つけよう。どこなら見てみてもいい?」
親:「今日は行くかどうかを決めなくて大丈夫。気になることを一つだけ教えて」
子:「知らない人がこわい」
親:「それなら、会う人の名前だけ先に聞いておこうか。話すのは当日でもいいよ」
ここで大事なのは、子どもの気持ちを言い切らせることではなく、不安の中身を一つ減らすことです。
体験先に確認すると見通しが増えること
家庭だけで抱え込まず、体験先に聞けることは聞いて大丈夫です。知らない部分が減ると、子どもによっては入りやすくなります。特に、次のような点は確認しやすい項目です。
- 初回はどのような流れか
- 親はどこで待てるか
- 途中で不安になったとき声をかけてもらえるか
- 見学だけ先にできるか
- 子どもが話せない場合、保護者から伝えてよいことはあるか
CotoMiraiでは、個別の興味や経験に合わせて目標を考える案内があり、教材や取り組みはコースやレッスンで異なります。体験の前に、どんな関わり方なら参加しやすいかを相談しておくと、初回の見通しを持ちやすくなります。個別指導の考え方を見る
当日までにできる準備は少なくてよい
準備はたくさんいりません。見通しを少し増やすことを目的に、次の順で進めると整理しやすくなります。
- 行く理由を短く伝える。「見るだけでもいい」など、一文で伝える
- 知らない点を減らす。場所、時間、会う人、最初にすることを確認する
- 子どもに選べる余地を残す。持ち物、座る場所、話す役割のうち一つを選ぶ
- 不安が強いときは、参加方法を体験先に相談する
たとえば、「入ったらすぐ活動するのが不安」なら、最初の5分だけ親がそばにいる形を相談するほうが進めやすいことがあります。逆に、「活動そのものより人が苦手」なら、会う人数や紹介の順番を先に聞くほうが合うことがあります。別の状況では、待つ場所や退出のしやすさを確認したほうがよい場合もあります。
お子さまに合う学び方診断
正解・不正解を決める診断ではありません。今の様子から、取り組みやすい学び方の入口をご案内します。
二つの場面で見方が変わる
場面1: 初めての部屋に入るのを嫌がる
この場合は、体験内容より「空間が知らない」ことが負担になっていることがあります。場所の写真、入口から入って座るまでの流れ、親がどこにいるかを先に聞くと、子どもが想像しやすくなります。遊ぶ内容の説明を増やすより、入室から始める順番を知るほうが役立つことがあります。
場面2: 前に別の習い事で緊張した
この場合は、同じように見えても「またうまくいかないかも」が不安の中心かもしれません。完全な安心を目指すより、途中で困ったら合図できるか、短時間で終えられるかを確認したほうが合うことがあります。子どもによっては、見学だけ先にしてから参加する順番も考えられます。
体験の不安は一つの理由に決めつけず、場面ごとに少し違うと見たほうが相談しやすくなります。
幼児向けの体験では「遊び方の見通し」も確認する
幼児向けの場面では、長い説明より「まず何を触るのか」「親はどこまで一緒か」を知るほうが安心につながることがあります。CotoMiraiの幼児向けイベントには、画面を使わないプログラミングトイの活動も案内されています。こうした活動では、ゲームとして遊ぶことと、命令を作って試すことが混ざりやすいため、最初の一歩が何かを確認しておくと子どもが入りやすくなります。幼児向けイベントの案内を見る
たとえば、「まずは見ていたい」子なら、参加より見学を先にするほうが負担が少ないことがあります。「自分で触りたい」子なら、使うものを一つだけ先に決めると落ち着きやすいことがあります。
聞き取りだけで終わらせず、次の一歩を決める
聞いたあとに大切なのは、気持ちを変えることではなく、次に試す方法を一つだけ決めることです。たとえば、次のどれか一つで十分です。
- 見学だけ先にする
- 初回の流れだけ聞く
- 親が待つ場所を確認する
- 話す相手を一人にしぼる
- 今回は見送って、別の時期にする
子どもが体験へ行きたくないと言う場面では、無理に結論を急がず、知らない場所への不安を少しずつほどくほうが進めやすいことがあります。家庭でできるのは、気になる点を短く聞いて見通しを増やすことまでです。参加のしかたや配慮の範囲は、体験先に相談してよい内容です。
お子さまの興味や、家庭で困っている場面を体験時に相談したい方へ。
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