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Newsフリースクール・オルタナティブスクールとSTEAM教育:新しい学びのかたち
1. フリースクールとオルタナティブスクールの役割
近年、日本でもフリースクールやオルタナティブスクールといった学校外の学びの場が増えてきました。これらの教育機関は、従来の学校とは異なり、
- 一斉授業にとらわれない自由な学び
- 子どもの個性や興味を尊重したカリキュラム
- 体験型・プロジェクト型の学びを重視
といった特徴を持っています。
特に、STEAM教育(科学・技術・工学・芸術・数学を横断的に学ぶ教育)を取り入れた学びが注目されています。
2. なぜフリースクールでSTEAM教育が注目されるのか?
STEAM教育は、「知識を詰め込む」のではなく、実際に手を動かしながら学ぶ体験型の学びです。
従来の学校教育では、
- 科目ごとに学習が分かれている
- 教科書の内容を覚えることが重視される
- 一斉授業が基本
といったスタイルが主流ですが、これがすべての子どもに合うわけではありません。一方、STEAM教育を取り入れたフリースクールでは、
- プロジェクトを通じて学ぶ(例:ロボットを作って動かす)
- 試行錯誤しながら問題解決をする(例:プログラムを書いてエラーを修正する)
- 異なる分野を組み合わせて学ぶ(例:アート×テクノロジーで作品を作る)
といった学びの形が主流です。
こうしたアプローチは、特に学校の座学が苦手な子どもたちにとって、**「楽しいから学ぶ」「興味があるから続けられる」**という大きな魅力になります。
3. オルタナティブスクールとは?
フリースクールと似た概念として、「オルタナティブスクール」があります。オルタナティブスクールとは、従来の学校教育とは異なる理念やカリキュラムを持った学校のことで、フリースクールと共通する部分もありますが、以下のような違いがあります。
フリースクールとの違い
フリースクール | オルタナティブスクール | |
---|---|---|
目的 | 学校に通えない・通わない子どもに学びの場を提供 | 既存の学校教育とは異なる教育方針で学びを提供 |
学びのスタイル | 子どもが自由に学ぶことを重視 | 体系的な教育プログラムを持つことが多い |
対象 | 不登校や学校になじめない子どもが多い | 学校の選択肢の一つとして通う子どもが多い |
オルタナティブスクールの特徴
オルタナティブスクールは、特定の教育理念に基づいた学びを提供していることが特徴です。代表的なスタイルには以下のようなものがあります。
- モンテッソーリ教育:子どもが自分で考え、主体的に学ぶ環境を重視。
- シュタイナー教育:芸術や創造性を重視し、子どもの発達段階に合わせたカリキュラムを採用。
- デモクラティックスクール:生徒自身が学校運営に関わり、自主的に学ぶスタイル。
これらの学校では、STEAM教育と親和性が高いプロジェクトベースの学びを導入していることが多く、「自ら学ぶ姿勢」を大切にしています。
4. まとめ:学びの選択肢を広げることが大切
フリースクールやオルタナティブスクールは、「学校に合わない子どものための場」ではなく、「新しい学びのスタイルを提供する場」としての価値を持っています。
STEAM教育は、ただ知識を覚えるのではなく、「学ぶことの楽しさ」を感じることができる学び方です。これからの時代、こうした体験型の学びをもっと広げ、子ども一人ひとりに合った学びの場を提供することが、教育の大きな課題となっていくでしょう。
フリースクールやオルタナティブスクールのように、「既存の学校教育にとらわれない新しい学びの形」を増やすことは、すべての子どもにとってプラスになる選択肢を広げることにつながります。
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