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『学校で1人1台タブレット時代!子どもたちの学びが変わる』

コラム

普及率が示す新しい学習環境


小学校における1人1台タブレットやPCが配布されるようになって間も無く3年を迎えます。学校でのICT機器の活用率は、近年劇的に上昇しています。95%以上の学校が利用を開始し、8割以上の児童が毎日〜週に1日以上これらのデバイスを使用しています。
この数字は、教育におけるデジタルツールの重要性が増していることを物語っています。このような変化は私たち保護者の世代が体験してことがないものです。一体、今学校で何が起こっているのかということについてこのブログては解説していきます。

タブレットやPCの利用シーンは?

  • 学習ツールとしての役割
    タブレットなどのICT機器は勉強の道具としてより、学校生活や学習を豊かにするツールとして役立っています。紙のお便りのオンライン化、欠席連絡や宿題のオンライン提出、オンライン授業の実施など、学校生活の多くの面でデジタル化が進んでいます。コロナをきっかけにまずこのような場面で多く活用されるようになったという状況があります。
  • 個別学習の推進
    その次に実際の授業での活用が考えられています。オンライン教科書の活用や学習補助教材などが徐々に普及してきており、子どもたちが毎日重い教科書をランドセルに入れずに登校できる未来もそう遠くないかもしれません。
    一方で、ICTを学習に取り入れる本質的な目的はICTを用いて、個々の学習ペースや興味に合わせたカスタマイズされた学習を可能にすることだと考えます。学習者一人ひとりが自分の強みや弱みを理解し、それに応じて学習できるようになります。従来の一斉授業型の学習からタブレットやPCを用いた個別最適化された学習に変わっていくことに最大の意味があると考えています。

プログラミング教育の実施状況

  • スクラッチはみんなやっているのか?
    スクラッチは、学校配布の端末でもアクセスできる可能性が高く、多くの子どもたちが授業時間外にも触れています。しかし、学校でのプログラミング教育は年間5時間程度と限られているため、実際に学校で学び時間はまだまだ少ないです。
    またスクラッチの持つ作品を共有したり、コメントしあったりするようなSNS的な機能は安全のために禁止されているケースも珍しくありません。スクラッチは、子どもたちの創造性を育む重要なツールとなっていると同時に子どもたちがインターネット社会で生活する基礎的なリテラリーを学ぶための環境です。本来的には機能を制限して使えなくするというアプローチよりは正しく使い方やリスクを教えて使いこなすということが重要です。ただ学校では時間が十分ではないという理由が大きく、スクラッチなどの学習環境を使うこなせていないというのが現状と言えるでしょう。

まとめ


タブレットやPCの普及は、勉強に使う前に、まず学校生活の効率化に役立てられています。学習にICTの機器がフル活用されるのはもう少し先の話かもしれません。そこで今からできる大切なことはPCなどの端末を使い慣れることです。タイピングやファイルの保存、基本的な検索方法など基礎的なICTのリテラシーを高めておくことがまず子どもたちには求められるでしょう。実際に使う端末や環境はかなりのスピードで変化していくことが予想されます。その変化に対応できるように基礎的な素養を磨いておくということがまず大事です。
またこれらの技術は従来の学習方法の変化に大きく寄与しています。個別最適で学ぶという一方で、ICT機器を利用して教室を飛び出して、インターネットで世界中の人々と繋がりながら学習を展開していく必要性も出てくるでしょう。1人1台タブレット時代の到来は、子どもたちの学びの方法を根本から変え、新しい可能性を広げています。

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