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【24年4月開講】Arduinoのロボットクラスについて

リリース

来年のCotoMiraiでは、3年生以上を対象にしてより本格的なロボット作りのクラスを実施していきます。特にArduinoベースの基板を使っての活動を予定しています。電子工作などにつながる活動も可能です。

そもそもArudinoとはどんなものかについて説明してきます。

まず個人向けの汎用的な基盤・マイコンの有名どころとしてArduinoとraspberrypiの2つがあります。(他にもありますが)

簡単にいうとこの2つは、使用目的や必要な機能によって選択が異なります。単純な電子工作や教育用途であればArduino、複雑な計算や多機能なプロジェクトにはRaspberry Piが適しています。

Arduino

  • 基本構造: Arduinoはマイクロコントローラベースのプラットフォームです。これは、基本的なチップ(マイクロコントローラ)を中心に構築されており、入出力操作に特化しています。
  • プログラミング: Arduinoは独自のArduino IDEを使用してプログラミングされます。この言語はC/C++に基づいており、比較的学習が容易です。
  • 用途: Arduinoは主にセンサーの読み取り、モーターの制御、LEDの点灯などの単純なタスクに適しています。小規模なプロジェクトや電子工作に最適です。
  • リソース: リソース(処理能力、メモリ)は限られており、複雑な計算やデータ処理には向いていません。

Raspberry Pi

  • 基本構造: Raspberry Piはフル機能のコンピューターです。LinuxベースのOSを実行し、マイクロプロセッサ、メモリ、ストレージを備えています。
  • プログラミング: Raspberry PiはPython、JavaScript、C++など、様々なプログラミング言語をサポートしています。多様な用途に対応できる柔軟性を持っています。
  • 用途: Raspberry Piは複雑なデータ処理、画像処理、インターネット接続を必要とするプロジェクトに適しています。メディアセンター、小型サーバーとしての使用も一般的です。
  • リソース: 高い処理能力と拡張性を持ち、より複雑なプロジェクトや多様なアプリケーションに使用することができます。

2つの違い

  • 目的と機能性: Arduinoは単純な電子プロジェクトとインターフェースに適していますが、Raspberry Piはより複雑な計算、データ処理、マルチメディアの処理に対応できます。
  • 処理能力: Arduinoは限られた処理能力を持ちますが、Raspberry Piは高性能のCPUとより大きなメモリを備えています。
  • OSの有無: ArduinoはOSを持たず、単一のプログラムを実行します。対照的に、Raspberry Piはフル機能のOSを実行し、複数のプロセスやアプリケーションを同時に実行できます。
  • プログラミング環境: Arduinoは専用のIDEを使用し、主にC/C++ベースでプログラミングされます。一方、Raspberry Piは多様なプログラミング言語をサポートし、より柔軟な開発が可能です。

CotoMiraiではArduinoベースのマイコンを使ったものづくりを実施していく予定です。

Otto DIY

Arduinoベースの2足歩行ロボットです。ロボットを動かしたり、センサーを使って制御するなどのロボットプログラミングの基礎〜応用について学んでいきます。ビジュアルプログラミングでのプログラミングも可能です。さらにコーディングで機能を拡張していくことが可能です。ボディは3Dプリンターで印刷でき、自分でオリジナルのデザインを作ることもできます。

RDC

タイヤを使ったロボットです。ロボット作りの基礎であるライントレースや、赤外線を使ったサッカーロボットの制作を実施します。ビジュアルプログラミングでのプログラミングも可能です。さらにコーディングで機能を拡張していくことが可能です。ロボットのボティも自分で工作したりもできますし、特殊なタイヤを使うことで360度好きな角度に動くこともできます。

(JAPAN ROBOTECH HP https://sites.google.com/site/japanrobotech2/RDC?authuser=0)

どちらも少し年齢が上の生徒向けのクラス(概ね3年生以上)になっています。希望されるからたLINEやComiruからお問合せください。

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