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幼稚園の砂場で学ぶSTEM教育

コラム

「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」

ロバート・フルガムの著書『All I Really Need to Know I Learned in Kindergarten』(日本語タイトル:「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」)に収められている「わたしの生活信条」は素朴ながら大変興味深い子育ての教訓です。このシンプルな原則が、幼児期のSTEM教育やプログラミング的思考の育成にどのように役立つかを探ります。これらの原則が、子どもたちの科学的な好奇心と問題解決能力を育む重要な礎となるでしょう。

まずロバート・フルガムについて解説をします。ロバート・フルガムの「わたしの生活信条」は、彼の著書『All I Really Need to Know I Learned in Kindergarten』(日本語タイトル:「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」)に収められている、シンプルだけど、深い教訓です。これらの教訓は、幼稚園で学んだ基本的なルールや行動原則を大人の生活に適用することの重要性を示しています。

フルガムの信条は、次のような基本的ながらも生活における重要な指針を提供します:

  • 何でもみんなで分け合うこと: 協調性と共有の価値を強調し、他人との関係を築く基盤を形成します。
  • ずるをしないこと: 正直さと公平性を重視し、倫理的な行動を奨励します。
  • 人をぶたないこと: 非暴力と寛容性を促し、他者に対する思いやりを育むことを教えます。
  • 使ったものはかならずもとのところに戻すこと: 責任感と整理整頓の重要性を強調します。
  • ちらかしたら、自分で後片付けをすること: 自己管理と自立心の育成に役立ちます。
  • 人のものに手をださないこと: 他人の所有物を尊重することの重要性を教えます。
  • 誰かを傷つけたら、ごめんなさい、と言うこと: 過ちを認め、謝罪することの大切さを示します。
  • 食事の前には手を洗うこと: 個人衛生の基本を教え、健康を守るための習慣を育みます。
  • トイレに行ったらちゃんと水を流すこと: 社会的責任とマナーの意識を高めます。
  • 焼きたてのクッキーと冷たいミルクは体に良い: 健康的な生活と小さな喜びを見つけることの重要性を示します。
  • 釣り合いのとれた生活をすること: 勉強、仕事、遊び、休息のバランスを取ることの重要性を強調します。
  • 不思議だなと思う気持ちを大切にすること: 好奇心を育み、新しいことを学ぶ喜びを教えます。

これらの教訓とSTEM教育的な、プログラミング教育的なアプローチの関係性についてこのブログでは考えていきます。

分かち合いと共有 – 協力とチームワークの基盤

フルガムの「何でもみんなで分け合うこと」は、STEM教育で取り組むようなプロジェクト型の学習、その中核である協力とチームワークの精神を反映しています。子どもたちが共同で科学プロジェクトやプログラミングの課題に取り組む際、相互の知識を共有し、協力することは必須です。
たとえば、一緒にロボットを組み立てる活動は、チームワークの価値を実践的に教える絶好の機会です。

公平に遊ぶ – ルールに基づく論理的思考

「公平に遊ぶ」は、ルールを理解し遵守することの重要性を教えます。プログラミングでは、特定のルールや論理に従ってコードを書く必要があります。この教訓は、子どもたちがプログラミングの基本の考え方として、ルールを尊重し、体系的に思考する方法を身につけるのに役立ちます。またそのルール自体の意味を考えたり、場合によっては別のルールを採用するというプロセスを体験することで公平さや公正さを考える大きなきっかけになるでしょう。

物を片付ける – 組織化と整理のスキル

「使ったものはかならずもとのところに戻すこと」や「ちらかしたら、自分で後片付けをすること」は、整理整頓の重要性を教えます。学習の目的の1つに”分類する”という取り組みがあります。分類することは物事を類似性や特徴に基づいてグループ化するプロセスです。教育や学習の文脈では、分類は知識の組織化、理解の促進、思考能力の発展において重要な役割を果たします。単に情報を整理する以上の意味を持ちます。それは学習者が世界を理解し、知識を深め、新しいアイデアを創出するための基礎的なスキルです。効果的な分類能力は、教育のあらゆる段階で学習者の成功を支える重要な要素となります。

手を洗う – 安全と衛生のSTEM教育への応用

「食事の前には手を洗うこと」は、日常生活における基本的な衛生習慣について教えてくれます。これは、科学実験時の安全対策にも通じる教訓です。例えば、コロナの感染防止のために効果的な手洗いの方法は何か?ノロウイルスだったらどうでしょうか?それぞれの予防方法によって必要な衛生感をもって取り組むことは、単に生活習慣だけではなく、科学的な視点からも子どもたちの学習を促進します。

誰かを傷つけたら謝る – エンパシーとコミュニケーション

「誰かを傷つけたら、ごめんなさい、と言うこと」は、エンパシーとコミュニケーションの重要性を教えます。問題解決を行うプロセスにおいても、互いの意見を尊重し、合意形成を行い、協力して問題を解決することが求められます。この教訓は、子どもたちに対人関係のスキルを教えると同時に、チームで働く際の協調性を育むのに役立ちます。

不思議だなと思う気持ち – 探究心と創造性の育成

「不思議だなと思う気持ちを大切にすること」は、子どもたちの自然な好奇心と探究心を促します。科学的探究やプログラミングは、この好奇心を刺激し、子どもたちが世界を探求し、新しい発見をするための土台を築きます。探究心を持ち続けることは、創造的で革新的な思考を育む重要な要素です。

まとめ

ロバート・フルガムの「わたしの生活信条」は、幼児期の子育てにおける日常の教訓以上のものです。これらの原則をSTEM教育と結びつけることで、子どもたちは科学的思考、創造性、問題解決能力を自然に身につけることができます。親として、子どもたちの学びと成長をサポートするために、これらの教訓を日々の育児に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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