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レゴスクールとロボットプログラミング教室の違いとは?子どもの習い事選びで迷ったら

「レゴスクールとロボット教室って何が違うの?」「プログラミング教室とレゴスクール、どちらを選べばいい?」

子どもの習い事としてプログラミング教育を検討する際、このような疑問を持つ保護者の方は多いのではないでしょうか。

まず重要なことをお伝えすると、「レゴスクール」というブランドの教室は2024年をもって日本国内での展開を終了しています。そのため、現在「レゴスクール」に通うことはできません。

この記事では、かつてのレゴスクールとロボットプログラミング教室の違いを整理しながら、お子さまに合った教室の選び方を解説します。


レゴスクールとは何だったのか

レゴスクールは、デンマークのレゴ社が世界各国で展開していた公式の教育プログラムでした。日本では35年以上の歴史があり、レゴブロックを使った「遊びを通した学び」を提供してきました。

レゴスクールの特徴

  • レゴ社公式のグローバルカリキュラム
  • レゴ社認定インストラクターによる指導
  • 3歳から小学生まで年齢別のクラス編成
  • ブロック遊びを通じた創造力・表現力の育成
  • 高学年ではロボットプログラミングにも対応

レゴスクールは「プログラミング教室」というよりも、「ブロックを使った総合的な学びの場」という位置づけでした。低年齢ではブロック遊びが中心で、年齢が上がるにつれてプログラミング要素が加わっていく構成でした。


ロボットプログラミング教室とは

一方、ロボットプログラミング教室は、ロボットの制作とプログラミングを通じて論理的思考力や問題解決能力を育てることを目的とした教室です。

ロボットプログラミング教室の特徴

  • ロボット制作とプログラミングが学びの中心
  • モーターやセンサーを使った動くものづくり
  • 小学生以上を対象とした教室が多い
  • プログラミング的思考の習得を重視
  • 大会やコンテストへの参加を目指す教室も

ロボットプログラミング教室では、最初からプログラミング学習を目的としているため、カリキュラムもプログラミングスキルの習得に重点が置かれています。


両者の違いを整理

かつてのレゴスクールとロボットプログラミング教室の違いを表で整理します。

項目レゴスクール(終了)ロボットプログラミング教室
主な目的創造力・表現力・社会性の育成プログラミングスキルの習得
対象年齢3歳〜小学生小学生〜(幼児対応は少ない)
学びの中心ブロック遊び→段階的にプログラミング最初からロボット×プログラミング
教材レゴエデュケーション教材各社ロボット教材(レゴ含む)
指導スタイル遊びの延長としての学び目標達成型の学習

「レゴスクール=ブロック遊び」は誤解

「レゴスクールはブロックで遊ぶだけ」「ロボット教室のほうがしっかりプログラミングを学べる」という意見を聞くことがありますが、これは正確ではありません。

レゴスクールでも、小学生向けコースではレゴSPIKEなどの教材を使い、本格的なロボットプログラミングを学んでいました。モーターやセンサーを組み合わせたロボット制作、ビジュアルプログラミングによる制御など、ロボットプログラミング教室と同等の内容を学ぶことができました。

逆に、ロボットプログラミング教室でもレゴエデュケーションの教材を使用している教室は多く、使う教材という点では大きな違いはありません。

両者の本質的な違いは、「学びへのアプローチ」にあります。


学びへのアプローチの違い

レゴスクール的アプローチ

「遊び」を入り口として、子どもの興味や創造性を大切にしながら、自然とプログラミング的思考を身につけていくスタイル。正解を求めるよりも、自分なりの表現やアイデアを形にすることを重視します。

ロボット教室的アプローチ

「課題解決」を軸として、与えられたミッションをクリアしながらプログラミングスキルを習得していくスタイル。段階的にスキルアップし、大会出場などの明確な目標を持って取り組むことを重視します。

どちらが優れているということではなく、お子さまの性格や学習スタイルに合ったアプローチを選ぶことが大切です。


お子さまに合った教室の選び方

遊びの延長で自然に学ばせたい場合

好奇心旺盛で、自分のアイデアを形にすることが好きなお子さまには、レゴスクール的なアプローチが合っています。「こうしなさい」と言われるよりも、自由に試行錯誤できる環境で伸びるタイプです。

目標を持って取り組ませたい場合

明確な課題があると集中できるお子さまや、競争心があるお子さまには、ロボット教室的なアプローチが合っています。大会やコンテストという目標があることでモチベーションが上がるタイプです。

まだどちらかわからない場合

お子さまの適性がまだわからない場合は、両方の要素を持った教室を選ぶのがおすすめです。遊びを通じた学びも、課題解決型の学びも、どちらも体験できる環境であれば、お子さまに合ったスタイルを見つけやすくなります。


レゴスクール終了後、両方の学びができる教室は?

レゴスクールは終了しましたが、レゴスクール的な「遊びを通じた学び」と、ロボット教室的な「課題解決型の学び」の両方を提供する教室は存在します。

教室を選ぶ際は、以下のポイントを確認しましょう。

複数の教材に対応しているか

レゴSPIKE、Scratch、マインクラフトなど、複数の教材を扱える教室であれば、お子さまの興味や成長に合わせて柔軟に学びを調整できます。

幼児から対応しているか

3歳や年中から始められる教室であれば、遊びを通じた学びからスタートし、成長に合わせてプログラミング学習へとステップアップできます。

個別対応が可能か

お子さまのペースや興味に合わせた指導ができる教室であれば、「遊び重視」でも「スキル重視」でも、ニーズに応じた学びが可能です。


CotoMiraiなら両方の学びが可能

港区南青山にあるプログラミングスクールCotoMiraiでは、レゴスクール的なアプローチとロボット教室的なアプローチの両方を取り入れた指導を行っています。

3つの学びの目標

CotoMiraiでは、お子さまの段階に合わせて3つの目標を設定しています。

1. プログラミングを楽しむ ロボットやプログラミングを楽しんで熱中することを目標とします。遊びを通じて興味関心を広げ、創造力やコミュニケーション能力を育てます。

2. プログラミングで学ぶ プログラミングを通じて、論理的思考や問題解決能力の育成を目指します。試行錯誤しながら課題に取り組み、作ったものを相手に伝えるスキルを身につけます。

3. プログラミングを学ぶ プログラミングのテクニック習得に重点を置きます。より複雑なロジックに挑戦したり、競技会や大会への出場を目指したりします。

お子さまの興味や成長に合わせて、段階的にステップアップしていきます。

豊富な教材ラインナップ

CotoMiraiでは、以下の教材に対応しています。

  • レゴデュプロ(3歳〜・廃盤教材を保有)
  • レゴSPIKE(年長〜・ロボットプログラミング)
  • KOOV(ソニーのロボットプログラミング教材)
  • Scratch(ビジュアルプログラミング)
  • マインクラフト(ゲームを通じたプログラミング)
  • ビスケット(幼児向けプログラミング言語)

レゴだけでなく、お子さまの興味に合わせて最適な教材を選択できます。

少人数制の個別指導

先生1人に対して2〜3人の少人数制で、一人ひとりの興味や理解度に合わせた指導を行います。「遊び重視で進めたい」「スキルをしっかり身につけたい」など、ご家庭のニーズに応じた柔軟な対応が可能です。

廃盤の教育用デュプロを保有

レゴスクール終了と同時に、教育用デュプロ教材も廃盤となりました。CotoMiraiでは廃盤となった教育用デュプロを保有しており、3歳からレゴスクールと同等の学びを体験できます。


まとめ:大切なのは「教室の名前」ではなく「学びの内容」

レゴスクールとロボットプログラミング教室、どちらが優れているということはありません。大切なのは、お子さまの性格や学習スタイルに合ったアプローチを選ぶことです。

  • 遊びの延長で自然に学ばせたい → レゴスクール的アプローチ
  • 目標を持って取り組ませたい → ロボット教室的アプローチ
  • まだわからない → 両方の要素を持った教室

レゴスクールは終了しましたが、レゴスクールの良さを引き継ぎながら、ロボット教室的な学びも提供する教室は存在します。

CotoMiraiでは無料体験を随時実施しています。お子さまに合った学びのスタイルを見つけるために、まずはお気軽に体験にお越しください。

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