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News港区の学びの多様化学校Minato Schoolから学ぶ|子どもが「学校に行きたくない」と言ったときの相談窓口と新しい選択肢|南青山・渋谷区・港区エリア
はじめに お子様からの「学校に行きたくない」という声にどう向き合うか
保護者A:「うちの子が最近『学校に行きたくない』って言うようになったんです。どうしたらいいのでしょうか?」
教育相談員:「まず、お子様がそう話してくれたこと自体を大切にしてください。『学校に行きたくない』という気持ちを表現できるのは、実は大きな一歩なんです。今日は、港区で始まった学びの多様化学校『Minato School』の事例も参考にしながら、お子様に合った学習環境について一緒に考えてみましょう。」
保護者B:「港区に新しい学校ができたって聞いたことがあります。どんな学校なんですか?」
教育相談員:「2025年4月に開設された『学びの多様化学校 Minato School』は、不登校の中学生を対象とした画期的な教育機関です。一人ひとりのチャレンジ意欲や個性・能力を伸ばすことに焦点を当てた指導を行っています。この取り組みから、私たちは学校以外にも子どもたちが成長できる環境があることを学べます。」
港区の学びの多様化学校「Minato School」が示す新しい教育の可能性
保護者A:「具体的にはどんな特徴があるんですか?」
教育相談員:「Minato Schoolの素晴らしい点をいくつかご紹介しますね。
まず、みなと科学館と連携した体験型授業を実施しています。科学館の実験室で観察や実験を行ったり、プラネタリウムを活用した学習で理科や科学への興味を引き出しています。
次に、区内企業や大使館との連携によるグローバルコミュニケーション教育です。トップアスリートを講師として招いた生き方の学習や、プログラミング講師による先進的な学習も取り入れています。
そして何より重要なのが、個別学習の時間設定です。苦手教科の復習を行うとともに、自分の興味がある学習に取り組めるよう、一日のスケジュールを確認しながら無理なく学習を進められる仕組みになっています。」
保護者B:「対象となる生徒はどんな条件があるんですか?」
教育相談員:「Minato Schoolの対象は以下の条件を満たす中学生です:
- 港区民でつばさ教室(適応指導教室)に通っている生徒
- 継続して30日以上不登校の状態にある生徒
- 就学検討委員会が入室を認めた生徒
この条件設定からも分かるように、真に支援を必要とする生徒一人ひとりに寄り添う姿勢が表れています。」
小学生のお子様への選択肢 南青山のCotoMiraiが提供する新しい学びの場
保護者A:「うちの子はまだ小学生なんですが、小学生向けの選択肢もあるんでしょうか?」
教育相談員:「はい、小学生の皆さんにも素晴らしい選択肢があります。港区南青山にあるプログラミングスクール『CotoMirai』では、新しく『フリースクールプラン』を開始されています。こちらは不登校のお子様の居場所作りを目的とした取り組みです。」
保護者B:「プログラミングスクールがフリースクールもやっているんですね。どんな内容なんですか?」
教育相談員:「CotoMiraiのフリースクールプランの特徴をご説明しますね。
運営時間と柔軟性 平日の11時から18時30分まで利用でき、1コマ最大90分の活動を個別指導で行います。『何もしなくても良い』という安心感を大切にしながら、活動内容は個別に相談できるシステムになっています。
STEM教育の充実 LEGO®やスクラッチ、KOOV®などの多様な教材を使ったロボット・プログラミング活動を実施。一人ひとりの理解度やペースに合わせた個別学習で、小学校で必修化されたプログラミング教育にも対応しています。
学習支援とSST 教科書準拠のオンライン教材『デキタス』を使った学習支援や、ボードゲームを通したコミュニケーションの練習も行っています。」
保護者A:「心理的なサポートはあるんですか?」
教育相談員:「はい、とても充実しています。専門家や心理士からの個別面談を受けることができ、6回チケット(46,200円)には45分の個人面談が含まれています。また、サークル対話や『おはなしタイム』『振り返りタイム』を通して、自分の気持ちや考えを言葉にする力を養っています。」
専門的支援への架け橋 FabriCoの相談支援事業所という選択肢
保護者B:「子どもの発達について、もっと専門的な相談をしたい場合はどうすればいいでしょうか?」
教育相談員:「そのような場合、埼玉県さいたま市にある『FabriCo』の相談支援事業所『Un-School』をご紹介したいと思います。こちらは障害福祉サービスの利用に関する専門機関で、CotoMiraiのフリースクールプランを検討される方にとっても、併用できる重要な選択肢となります。」
保護者A:「埼玉まで行く価値があるということですか?」
教育相談員:「FabriCoで培われた専門性は非常に高く、以下のような場面で相談ができます:
相談できる内容
- 発達が気になり、何らかの支援を受けた方が良いかの判断
- 放課後等デイサービスや児童発達支援の利用について
- 現在の支援内容の見直し
- 将来を見据えた長期的な支援計画
- 各種制度に関する詳しい説明
専門的なサポート体制 相談支援専門員が『サービス等利用計画』の作成を一緒に行います。これは個別の事業所内の支援計画とは異なり、お子様の成長を支える全体的な支援方針を策定するものです。」
保護者B:「具体的にはどんなサポートを受けられるんですか?」
教育相談員:「FabriCoの相談支援事業所では以下のようなサポートを提供しています:
制度のわかりにくさをプロに任せられる 難しい申請や書類作成も、専門スタッフが一緒に対応してくれます。
現在の支援が本当に合っているかを客観的に見直せる 定期的なモニタリングにより、半年に一度のタイミングでご家庭や事業所と連携しながら支援内容を見直していきます。
家庭の悩みを安心して話せる外部の相談相手ができる 心理士や専門家にも相談でき、家庭だけでは抱えきれない悩みを専門的な視点からサポートしてもらえます。」
地域を超えた連携 南青山と埼玉を結ぶサポートネットワーク
保護者A:「CotoMiraiとFabriCoを両方利用することは可能なんですか?」
教育相談員:「はい、実際にそのような活用をされているご家庭もあります。例えば、以下のような連携パターンが考えられます:
パターン1:専門的アセスメントから始める まずFabriCoの相談支援事業所でお子様の発達特性や支援ニーズを専門的に評価してもらい、その結果を踏まえてCotoMiraiのフリースクールプランを利用する。
パターン2:継続的な専門サポート CotoMiraiでの活動を続けながら、FabriCoの相談支援専門員に定期的な相談を行い、必要に応じて他の支援サービスの利用も検討する。
パターン3:将来設計のサポート お子様の成長に合わせて、就学や進路について長期的な視点からFabriCoで相談しながら、日常的な学習活動はCotoMiraiで行う。」
保護者B:「それぞれの施設の良さが活かされそうですね。」
教育相談員:「まさにその通りです。CotoMiraiでは『学校ではできない学びの場』を作るという理念のもと、お子様の『やりたいコト』を大切にした個別指導を行っています。一方、FabriCoでは『学校っぽさを問い直す(Un-School)』という理念で、より専門的な発達支援の視点からお子様をサポートします。
どちらも子どもを中心に置いた居場所作りを目指しており、お互いの特徴を活かした連携が可能です。」
アクセス情報と利用の流れ
保護者A:「具体的にはどこに行けばいいんでしょうか?」
教育相談員:「それぞれの施設の詳細をお伝えしますね。
CotoMirai 南青山教室
- 住所:東京都港区南青山1丁目15-40 ウィステリア南青山1階
- アクセス:青山一丁目駅・乃木坂駅から徒歩6分程度
- お問い合わせ:公式LINEから個別メッセージでの相談が可能
- 体験:5,500円/回から始められます
FabriCo相談支援事業所
- 住所:埼玉県さいたま市浦和区上木崎1-7-1 近代模型ビル2・3階
- 営業日:毎週月曜日 10時〜17時
- アクセス:JR与野駅から徒歩7分、さいたま新都心駅から徒歩8分」
保護者B:「最初はどこに相談すればいいでしょうか?」
教育相談員:「お子様の状況によって異なりますが、以下のような流れをお勧めします:
即座に居場所が必要な場合 CotoMiraiの無料体験から始めて、お子様の様子を見ながら専門的な相談が必要かどうかを判断する。
発達の特性について詳しく知りたい場合 FabriCoの相談支援事業所で専門的なアセスメントを受けてから、適切な学習環境を選択する。
どちらから始めても構いません どちらの施設も、お子様とご家庭のニーズに合わせて柔軟に対応してくれます。」
港区の先進事例から学ぶ 多様な学びの価値
保護者A:「港区のMinato Schoolのような取り組みが他の地域にも広がるといいですね。」
教育相談員:「おっしゃる通りです。港区では学びの多様化学校の設置と併せて、以下のような包括的な教育支援も行っています:
- モーニングスクール(午前7時45分〜8時10分)の実施
- 学用品の無償化(所得制限なし)
- スペシャルニーズアシスタントの全校配置
これらの取り組みは、一人ひとりの子どもに合わせた支援の重要性を示しています。CotoMiraiやFabriCoも、同様に個別のニーズに応じたサポートを提供している点で、港区の理念と共通しています。」
保護者B:「民間の教育機関も、こうした多様性を大切にしてくれているんですね。」
教育相談員:「はい。CotoMiraiでは『集団が苦手でも安心!1人1人に寄り添う個別指導』をモットーに、幼児期から将来のキャリアにつながる学びを提供しています。また、FabriCoでは『ものづくりを通した対話的な学び』を大切にし、お子様の自己理解と他者への関心を育てています。
どちらも、従来の教育の枠組みにとらわれない新しい学びの可能性を追求している点で、港区のMinato Schoolの理念と共鳴しています。」
まとめ お子様の声に耳を傾け、最適な選択肢を見つけるために
教育相談員:「お子様が『学校に行きたくない』と言ったとき、それは新しい可能性への入り口でもあります。港区の学びの多様化学校Minato Schoolが示すように、教育の形は多様化しており、お子様一人ひとりに合った学習環境を見つけることが可能になっています。
南青山・渋谷区・港区エリアにお住まいの皆様には、以下のような選択肢があります:
すぐに行動を起こしたい場合
- CotoMiraiのフリースクールプランで個別指導による安心できる学習環境を体験
専門的な相談から始めたい場合
- FabriCoの相談支援事業所で発達特性や支援ニーズの専門的評価を受ける
両方を活用したい場合
- 専門的アセスメントと日常的な学習支援の両方を組み合わせた包括的サポート」
保護者A・B:「今日はありがとうございました。子どもの『学校に行きたくない』という気持ちを否定せず、新しい可能性として捉えることができそうです。」
教育相談員:「お子様の気持ちを大切にしながら、一緒に最適な学習環境を見つけていきましょう。どちらの施設も、お子様の未来の可能性を広げるために全力でサポートしてくれます。まずは気軽に相談から始めてみてください。」
次のステップ
お子様の明るい未来のために、私たちと一緒に最適な学習環境を見つけていきませんか。