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News電子工作を始めたい人必見!初心者が最初にやるべき3つのステップ
「電子工作に興味はあるけど、何から始めればいいかわからない…」そんな悩みを解決します
電子工作は難しそうに見えますが、正しい順序で学習すれば誰でも楽しめる趣味です。この記事では、完全初心者が電子工作を始めるための具体的な手順と、おすすめの学習方法をご紹介します。
電子工作とは?初心者向け基礎知識
電子工作の魅力
電子工作とは、電子部品を組み合わせて実用的な装置や面白いガジェットを作ることです。身近な例では:
- 実用的なもの: 自動点灯ライト、温度計、タイマー
- エンターテイメント: 光るアクセサリー、電子楽器、ゲーム
- 学習用: ロボット、センサーシステム、IoTデバイス
なぜ今電子工作が注目されるのか?
①プログラミング教育の普及 小学校でプログラミングが必修化され、物理的な「もの」を動かす楽しさが注目されています。
②IoT・AIの身近な体験 スマートホームやAIアシスタントなど、身の回りの技術を自分の手で作れる時代になりました。
③手軽な学習環境 Arduino、Raspberry Piなどの普及により、専門知識がなくても始められるようになりました。
ステップ1:必要な道具を揃える【予算:3,000円〜10,000円】
最低限必要なもの(初心者セット)
①Arduino Uno スターターキット(約5,000円)
- Arduino Uno本体
- ブレッドボード
- ジャンパーワイヤー
- LED、抵抗器などの基本部品
- USBケーブル
多くのメーカーから初心者向けセットが販売されており、基本的な実験に必要な部品が一通り揃っています。
②工具類(約2,000円〜3,000円)
- ニッパー(線を切る)
- ワイヤーストリッパー(線の被覆を剥く)
- 精密ドライバーセット
- デジタルマルチメーター(電圧・電流測定用)
③学習用書籍またはオンライン教材(約1,000円〜2,000円)
- Arduino入門書籍
- オンライン学習プラットフォームの利用
購入場所の選び方
オンライン(Amazon、楽天など)
- メリット:価格比較しやすい、レビューを参考にできる
- デメリット:実物を確認できない、到着まで時間がかかる
電子部品専門店(秋月電子、千石電商など)
- メリット:専門知識のあるスタッフに相談できる、品質が確実
- デメリット:初心者には敷居が高い場合がある
家電量販店
- メリット:実物を確認できる、初心者向けセットが豊富
- デメリット:価格が高めの場合がある
ステップ2:基本中の基本「Lチカ」から始める
なぜLチカなのか?
LEDをチカチカさせる「Lチカ」は、電子工作界の「Hello World」です。この単純な作業から学べることは想像以上に多いのです。
学習できる内容:
- プログラミングの基本構造
- 電気回路の基礎
- デジタル制御の概念
- 部品の取り扱い方
Lチカの手順
①回路を組む
- ブレッドボードにLEDを挿す
- LEDの長い脚をArduinoの13番ピンに接続
- LEDの短い脚を抵抗器経由でGNDに接続
②プログラムを書く
cpp
void setup() {
pinMode(13, OUTPUT);
}
void loop() {
digitalWrite(13, HIGH);
delay(1000);
digitalWrite(13, LOW);
delay(1000);
}
③動作確認 プログラムをArduinoに書き込むと、LEDが1秒間隔で点滅します。
失敗しやすいポイントと対策
よくある失敗:
- LEDの向きが逆(極性間違い)
- 配線ミス
- プログラムの書き込みエラー
対策:
- LEDの長い脚がプラス側であることを確認
- 配線図と実際の配線を何度も確認
- エラーメッセージを落ち着いて読む
ステップ3:段階的にスキルアップする
レベル1:基本的な入出力制御
LED制御のバリエーション
- 複数LED の順次点灯
- PWMによる明るさ制御
- RGB LEDでカラー制御
スイッチ入力
- プッシュボタンでLED制御
- タクトスイッチによる機能切り替え
時間制御
- タイマー機能
- 時刻に応じた自動制御
レベル2:センサーを使った応用
環境センサー
- 温度・湿度センサー
- 光センサー
- 距離センサー
実用的なプロジェクト例
- 暗くなったら自動点灯するライト
- 温度に応じて色が変わるディスプレイ
- 人が近づくと音が鳴るアラーム
レベル3:モーターとロボット制御
サーボモーター制御
- 角度の精密制御
- 複数モーターの協調動作
ロボットプロジェクト ここで、Otto(オットー)二足歩行ロボットのような本格的なプロジェクトに挑戦できます。
Ottoで学べること:
- 二足歩行制御アルゴリズム
- センサー統合システム
- プログラミングと物理学の融合
- 機械設計の基礎
初心者が避けるべき失敗パターン
❌ いきなり複雑なプロジェクトに挑戦
失敗例: 初日からロボットやドローンを作ろうとする
正しいアプローチ: Lチカ → センサー → モーター制御という順序で段階的に学習
❌ 理論を無視した見よう見まね
失敗例: 回路図の意味を理解せずにただコピーするだけ
正しいアプローチ: なぜその回路が必要なのか、各部品の役割を理解する
❌ 一人で抱え込む
失敗例: わからないことがあっても一人で悩み続ける
正しいアプローチ: オンラインコミュニティや教室を活用して質問する
学習リソースとコミュニティ
オンライン学習サイト
無料リソース
- Arduino公式サイトのチュートリアル
- YouTubeの電子工作チャンネル
- Qiitaなどの技術記事サイト
有料学習プラットフォーム
- Udemy
- Coursera
- Schoo
リアルな学習機会
メイカースペース 全国各地にある共同工房で、設備や工具を利用しながら学習できます。
プログラミングスクール 体系的な学習カリキュラムで、基礎から応用まで効率的に学べます。
電子工作のメリット:なぜ始める価値があるのか?
教育的メリット
STEM教育の実践
- Science(科学):物理現象の理解
- Technology(技術):最新技術の活用
- Engineering(工学):システム設計思考
- Mathematics(数学):数値計算と論理思考
21世紀スキルの育成
- 問題解決能力
- 創造性
- 論理的思考力
- 継続学習力
実用的メリット
キャリア形成
- プログラミングスキルの習得
- 電子工学の基礎知識
- 製品開発の理解
- IoT・AI分野への入門
日常生活の改善
- 家庭の自動化
- 趣味の電子化
- 問題解決ツールの自作
子どもと一緒に始める電子工作
年齢別アプローチ
小学校低学年(6-8歳)
- LEDを光らせる楽しさを体験
- 簡単な組み立てキット
- 親のサポートは必須
小学校高学年(9-12歳)
- 基本的なプログラミング
- センサーを使った簡単なプロジェクト
- 段階的な自立学習
中学生以上(13歳〜)
- 本格的なArduinoプログラミング
- Ottoのような複雑なプロジェクト
- 将来のキャリアを意識した学習
親子で楽しむコツ
①一緒に失敗を楽しむ 失敗は学習の重要な要素。一緒に原因を探り、解決する過程を楽しみましょう。
②子どものペースを尊重 理解度や興味に応じて、無理のないペースで進めることが大切です。
③実用的な目標設定 「部屋の照明を自動化する」など、日常生活に関連した目標を設定すると継続しやすくなります。
まとめ:今日から始める電子工作
電子工作は、正しい手順で始めれば誰でも楽しめる趣味であり、将来に役立つスキルでもあります。
今日からできるアクション:
- 情報収集:この記事を参考に必要な道具をリストアップ
- 予算設定:初期投資として5,000円〜10,000円を準備
- 購入計画:オンラインまたは実店舗で道具を購入
- 学習開始:Lチカからスタート
重要なのは完璧を求めすぎないこと。小さな成功を積み重ねながら、楽しみながら学習を続けることが最も大切です。
電子工作を通じて、プログラミング、電子工学、そして創造する楽しさを発見してください。あなたの作品が、いつか誰かの生活を豊かにする日が来るかもしれません。
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担当:近藤